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職場環境の乱れは、組織の乱れ?!|介護施設の現地調査・研修レポート

meguru-minami

こんにちは!
医療介護現場専門・看護師の職場環境改善サポート南出です😀

職場の中で、

  • モノの場所が決まっていない
  • 倉庫がなんとなく散らかっている
  • “誰かがやる”が当たり前になっている

そんなことはありませんか?

一見すると「片付け」の問題に見えますが、実はその背景には組織づくりの課題が隠れていることがあります。

今回は、介護施設様で実施した現地調査と職員様向け研修を通して見えてきた、
「環境改善」と「組織づくり」の関係についてお話します。

この記事が、皆様の職場環境を見直すキッカケになれば嬉しいです。

「組織づくりがうまくいかない」その背景とは

今回ご依頼いただいた施設様は、近年新体制へ移行されたばかり。

ヒアリングでは、

  • モノが雑然としている
  • 倉庫が散らかっている
  • 動線が悪い

など、一見すると“片付け”に関する課題が中心のように感じました。

しかし、お話を進めていく中で見えてきた本当の課題は、

「組織づくりが思うように進んでない」
「職員の主体性を育てたい」

といった、“組織”に関する悩みでした。

実は、こうした問題は別々ではありません。

モノの管理状態や環境の乱れには、

  • 誰が管理するのか
  • 誰が判断するのか
  • 誰が改善するのか

といった、組織の役割や責任の曖昧さが表れることがあります。

つまり、「片付けの問題」のように見えて、背景には組織づくりの課題が隠れていることが少なくありません。

私は普段から、

“職場環境改善は、人づくり・組織づくりにつながる”

というお話をしています。

その考えに共感いただき、今回ご依頼いただきました。

キレイな施設なのに、なぜ違和感があったのか?

施設内はとても清潔感があり、広々としていて、ぱっと見ただけでは問題があるようには感じませんでした。
本当にめちゃくちゃ綺麗でびっくりでした👀

しかし施設長様からは、

「いや〜、中は結構ぐちゃぐちゃでして…」

というお話が。

実際に施設内を細かく見させていただくと、確かに“モノの定位置”が曖昧になっている箇所がいくつか見られました。

  • 清掃用品が無秩序に置かれている
  • 乾燥した掃除シートがそのままになっている
  • 収納スペースは多いが活かしきれていない
  • 不用品が溜まっている

誰が管理するのか、どこまでを誰が担うのか。これは、役割分担や管理体制が曖昧になっているサインでもあります。

特に新体制となったばかりの組織では、

  • 指示系統
  • リーダー機能
  • 責任の所在

がまだ安定しておらず、「自分ごと化」しにくい状況が起こりやすくなります。

外見や外観はとっても綺麗に保たれていて、一見なんの問題もない様に見えますが、置かれているモノたちからたくさんの背景を感じ取ることができました。このギャップこそが違和感の正体でした。

モノの置き方や管理の仕方を見れば大体色んなことがわかります✨
施設長様が感じておられた「組織づくりの難しさ」が、モノを通して私も感じることができ、とても腑に落ちました。

環境改善が“主体性”につながる理由

現地調査後は、職員様向けの研修を実施しました。

今回のテーマは、『5Sで変わる職場環境改善の進め方』

環境改善の第一歩!5Sについてや、改善の3ステップ、なぜ改善活動が組織づくりにつながるのかなどなどたくさんお話ししました。

管理者の方から、

「職員の主体性がなかなか育たない」

という声を聞くことは少なくありません。

しかし職員側からすると、

  • 誰かがやってくれる
  • 昔からこのやり方だから
  • 多少不便でも慣れている

という状況では、“改善しよう”という意識が生まれにくいのも自然なことです。

例えば、

  • 在庫管理
  • 物品補充
  • 整理整頓

こうした日常業務を、「気付いた人がやる」「誰かがやってくれる」で回してしまうと、改善意識は育ちにくくなります。

大切なのは、

「仕事中の不便・不快に気付き、改善する力」

を組織全体で育てていくこと。

その土台になるのが、整理整頓や環境改善だと私は考えています。

そして、ブレイクタイムでは自宅での5S活動について笑

家庭も立派な組織です。家庭における属人化はいつも母親。

『お母さんしかできない。お母さんしかわからない。』

こんなことばかりではお母さんは疲れます。
そうならないため、「家族みんなができる、わかる」

そんな工夫や仕組みをご紹介したのですが、皆さん一番反応が良かったかも?!

気になりますよね、よそのお家って🤣

研修後に見えてきた職員さんたちの本音

研修後のアフタートークでは、職員様からこんなお話も聞かれました。

「前任者のやり方をそのまま続けていました」
「前任者の物を捨てていいのか分からなかった」
「単発勤務者へケアの方法やモノの場所を毎回教える手間が大変」

現場には、“思っているけれど言えないこと”がたくさんあります。

長くトップダウン文化が続いていた組織では、

「意見を言っても変わらない」

という感覚を持っている職員さんも少なくありません。

もちろん、すべての意見が採用されるわけではありません。

それでも、

「改善が必要かどうかを皆で考える」

そんな機会を持つこと自体が、組織づくりにはとても大切だと改めて感じました。

環境改善は、組織を変える第一歩

環境改善は、単なる“片付け”ではありません。

モノの管理を通して、

  • 組織の課題
  • コミュニケーション
  • 主体性
  • 役割分担

など、さまざまな問題が見えてきます。

そして、環境が整うことで、職員一人ひとりの「気付き」や「改善意識」が育っていきます。
これは職場環境を良くするだけでなく、患者さんや利用者さんへのケアへも活かされます。

今回の研修・現地調査が、施設様にとって組織づくりを考える第一歩になれば嬉しく思います。

現在、医療・介護現場を中心に、

  • 職場環境改善
  • 整理整頓サポート
  • 業務改善
  • 現地調査・研修

などを行っています。

「なんとなく職場がうまく回っていない」
「片付けだけではない違和感がある」

そんなお悩みがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。

ABOUT ME
元フルタイム看護師・整理収納アドバイザー
整理収納の力で暮らしも仕事も快適に!たくさんの好循環を皆様にお届けします!
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