情報共有しすぎて、逆に仕事増えてませんか?
業務改善のお仕事をしていて感じるのは、昔に比べて「情報共有する場面」がものすごく増えたなー。
ということ。
最近では、LINE WORKSやChatworkなどのビジネスチャットを導入している会社さんも多いですよね。
ビジネスチャットを使っていなくても、個人LINEで仕事用グループを作っている職場も少なくありません。
もちろん、簡単にコミュニケーションが取れるのは便利です。
でも、便利だからこそ、“なんでもかんでも共有してしまう”場面をよく見かけます。
・その情報、本当に全員で共有する必要ある?
・他の方法で伝えられない?
・わざわざ連絡しなくても、一目見たら分かる仕組みにできない?
私は研修でもよく、
「作業中断を減らしましょう」
という話をしています。

集中している作業を中断するということは、非効率な上にミスに直結しやすいからです。
その対策としてモノや情報の整理について伝えてますが、
情報共有過多も大きな原因に。
集中して作業している時に、
『ピロン♪』
社用携帯が鳴る。
返信して作業に戻ったと思ったら、また
『ピロン♪』
大体の方は、そのたびに手を止めてスマホを確認します。
そして、その用件に対応して、元の作業に戻ろうとした時には、
「あれ、何してたっけ?」
「どこまでやったっけ?」
と思い出すところから再スタート。
非効率な上にミスに繋がりやすい様子がよくわかります。
特に、訪問看護や訪問診療などの“訪問系医療”の現場では、こういう場面を本当によく見かけます。
在宅療養では多職種連携が重要です。
患者さんの状態変化を共有したり、支援方針を確認したりと、日々たくさんの情報共有が行われています。
しかし、その度にLINEやビジネスチャットの連絡がとにかく頻繁に来る。
便利になったのか、逆に仕事を増やしているのか…。
本当に共有が必要な情報?
私は、情報共有にも“ルール”が必要だと思っています。
でないと、知らない間に「誰かの集中」を奪っている可能性があるからです。
私はマルチタスクが苦手なタイプなので、メッセージが溜まると、スマートフォンを捨てたくなる時があります(笑)
プライベートでもグループLINEはたくさんありますし、常に誰かとつながっている状態。
なので、集中したい時はスマートフォンを「集中モード」にして通知を切っています。

厚生労働省の調査では、日本人の労働時間は年々減少しているというデータがあります。
それなのに、なぜみんなこんなに忙しそうなんでしょう。
『ちょっと今バタバタしてて…』
よく聞くセリフですよね。
労働時間は減っているのに、常に忙しい。
もしかして私たちは、自ら仕事を増やしてしまっているのかも?!
その原因のひとつが、「情報量の多さ」と「共有過多」なのでは?
そんなことを感じた1日でした。
